サイトタイトル

カテゴリ: 歯の痛み

花粉症 歯の痛み 鼻の痛み お口のトラブルの連鎖

 

早いもので4月です。新年度の始まりです。今年は増税などもあり、国民の生活はどうなるのでしょうか?

アベノミクスもよいですが、是非とも企業だけでもなく!国民の生活の末端での好転を願います。

 

今年は、桜の開花が3月中旬に早まりましたね。梅とのダブル花見もできたところもあるみたいですね。私の周りでは、残念ながらダブルではなかったようです。

 

もう、関東では満開のピークも過ぎ葉桜が多くなってきましたが、皆さんはお花見はどこへ行かれたのでしょうか?花見が終われば、早いものでスグにGWですかね。

 

ところで、そろそろ「花粉症」の方はどうでしょうか?終わりに近いですよね。

もう、4月となれば大丈夫でしょうかでしょうか?

 

 

昨年の記事にも書きましたが、日本全国お花見といえば・・・・・

ワイワイ?

ガヤガヤ?

どんちゃか?どんちゃか?

宴会が楽しみの一つです・・・・・(笑)

ついつい、楽しくて飲み過ぎてしまう方もおられると思います。

 

そこで・・・

 

「お花見」の時期、 「花粉症の方が特に注意したいお口のトラブル」についてです。

 

お口の中対するトラブルとしては、アルコールを飲んだ時やその後の行動や習慣が影響を及ぼすと考えられます。

 

つまり、お酒をのんで、いい気分でそのまま寝てしまっては、口の中には食べかすが長時間残ります。不潔で歯垢がが多く出来やすくなり、歯周病になってもおかしくない環境といえるでしょう。

 

お花見で長時間にわたり、美味しい物を食べ、たくさん飲んで、楽しい気分で帰宅して・・・・・グーグーzzzzz

そんなことはありませんか?

 

お酒を飲んで深酔いしたまま就寝すると、普段あまりいびきをかかない人が、口を大きく開けていびきをかいたり、するようになることがあります!

 

さらに、「花粉症」の方は、「鼻づまり」あります。

ダブルパンチです。

 

口が長時間開いていると口の中が乾燥します。乾燥すると歯茎は炎症を起こしやすくなります。

これにより歯周病の始まり「歯肉炎」になってしまう可能性があります。

さらに、お口の中の乾燥は、口内炎や口臭、歯周病・前歯の色素沈着などの原因にもなります。

 

また、「鼻づまり」の影響もあり、大きく口を開けがちになり、喉のほまで乾燥してしまい、「喉の炎症」もひきこしてしまいます。

 

口呼吸だと汚れた空気や乾燥した空気が直接に体内に入り、その結果、風邪をひきやすくなったり、全身のトラブルにもつながり易くなります。

 

花粉症に限らず、最近では、多くの人が、ダニやハウスダストなど何らかの物質によりアレルギー性鼻炎になっているといわれています。

 

4人に1人が

 

通年性のアレルギー性鼻炎」にかかっているというデータもあります。

 

自分がどんな体質で、どんな物質に弱い(アレルギー反応がでやすい)か?理解しておく事が大切のようですね。

 

 

ちなみに「花粉症」でまだまだ、症状が出ている方は、寝る前に!

 お口や喉の渇き対策として、

 

 就寝前は、必ずコップ1パイの水を飲んで寝る なんていうのはどうでしょうか?(トイレに起きる心配もありますが・・・・)

 

可能であれば、寝室に加湿器や濡れタオルを干して寝るのも良いでしょう。

個人差はあると思いますが、それだけでも少し違う気がします。

 

・・・・・・(00;)/

 

村田歯科医院 スタッフ

 カテゴリ:口呼吸, 川崎院からのお知らせ, 未分類, 歯の痛み, 歯周病, 花粉症, 鼻炎

花粉症 と 歯の痛み

 

2月は短いせいもあるのか?「あっというま」に終わってしまいますね。3月になれば、だいぶ春めいてきますね。

が・・・・・・・・・・・・・・・しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・(><;)

 

悩ましい花粉症の季節です。

花粉

この時期、なんとなく上の奥歯に痛みを感じて来院される方が毎年数人いらっしゃいます。

たいていその訴えは、歩いているときや走ったり階段を上るときに奥歯の辺りがもわんもわんと痛みがあり、聞いてみると鼻炎が始まった時期に一致して痛み出したと言うものです。

実はこれらの原因の中には、歯に原因があるのではなく花粉症の鼻炎から起こっているものがあるのです。

鼻の両脇、上の奥歯の根元の辺り、頭蓋骨の中に鼻と通じた上顎洞という空洞があります。花粉症や他のアレルギー性鼻炎、風邪による強い鼻炎をおこすとこの上顎洞の内面の粘膜が炎症を起こします。

 

これを副鼻腔炎(上顎洞炎)といいます。上の奥歯の根の先端がこの上顎洞に近い為に上顎洞炎が起きると奥歯に何の異常も無いのに痛いという症状が現れるのです。

 

したがって鼻炎の治療をして軽快すれば歯の痛みもなくなります。このことに気づかないと、症状的には歯に原因がある時と同じなので誤って必要の無い治療をしてしまう恐れがあります。

 

よーく症状を吟味して、いろいろな可能性をご自身でも考えて見てくださいね。

もちろん、歯が原因ということもありますから・・・・(00)/

 

村田歯科医院  スタッフ・院長

 

 カテゴリ:全身疾患, 川崎院からのお知らせ, 歯が痛い, 歯の痛み, 花粉症

歯周病と全身疾患

 

だいぶ、寒くなって来ましたね。今年も残りわずかになり、師走の忙しい時期も近づいてきました。

 

さて、今回は、忙しくて歯磨きを怠ってしまうと知らずに進行してしまうこわーい歯周病(歯槽膿漏) 

 

それと

 

とさらにこわーい 全身疾患との関連性について・・・(汗)

 

近年、様々な研究が進んで歯周病の全身疾患との関連性がわかってきました。

歯周病は歯槽膿漏という言い方でほとんどの人が知っていると思いますが、その実態をあまり良くわかっていないようにおもいます。

 

成人の多くの人が罹患していながら症状が明確でないために気づいていない場合があります。

 

昨年のアメリカ心臓協会で発表された研究結果では、定期的な歯科検診で歯石をとると心臓発作や脳卒中のリスクを下げられる可能性があることがわかったて来たのです。

 

これは歯周病の炎症によって血管に侵入する歯垢が動脈硬化を引き起こして心臓発作や脳卒中につながるのですが、歯石除去により口腔内のバクテリアを減らし慢性的な炎症すなわち歯周病を抑えることでリスクが下がるというものです。

 

糖尿病も歯周病との関連性が大です。糖尿病の人は歯周病になり易く治りにくく、逆に歯周病は糖尿病を悪化させることがわかっています。

 

また、リウマチの方の多くが歯周病を治すことで関節炎の症状が軽減することが言われています。

 

このように、歯周病は様々な全身疾患との関連性があることがわかってきており、まだほかの病気とも関わりがあるかもしれません。

 

定期的な歯のクリーニング 大事です!!!

 

☆忙しさに負けずに「歯磨き」はきちんとおねがいします☆

 

村田歯科医院 スタッフ

 

 カテゴリ:全身疾患, 川崎院からのお知らせ, 歯の痛み, 歯周病

知覚過敏について

 

もうすっかり秋ですね・・・・・

ただ、日中!日なたでは、少々汗ばむここともあり、

朝、晩は肌寒く(><;) 昼と夜の温度差がありますね。

皆さん、体調には十分気をつけてください。

 

夏が終わって秋になっても、まだ冷たい飲み物、冷たい食べ物が恋しいときもありますよね。

 

そこで、今回は、冷たい飲み物や食べ物を口にしたとき

 

キ~~ン」(><;)

とした痛み!

 

そう!「 知 覚 過 敏 」についてです。

 

冷たい水がしみる、甘いお菓子を食べたら歯がジーンと痛む、風が当たるとしみる、歯ブラシで磨いたらキーンとしたというようなことがあります。その歯を見ても、黒く穴が開いているわけでもないし、普段はなんともない。それが、いわゆる知覚過敏という状態です。

 

知覚過敏は、歯の根元付近が露出しているような歯にみられることが多い症状です。数日の間、水にしみやすかった歯が、気づいたらしみなくなっていたということもあります。この場合は適切なケアをすれば、歯の神経の方で、バリアを作り知覚過敏は改善されていきます。軽度な段階では、自然に治っていきます。 

 

この歯がしみたり、痛みを感じるのは、エナメル質(歯の外層)の次の層にあたる象牙質という歯の内部の部分が露出しているときです。象牙質には細い管状の構造物(象牙細管といいます)があり、その管を通して外部からの刺激が歯の内部の神経(歯髄)に伝わります。

 

歯の神経は、温度、圧力などを区別することがなく、加えられた刺激は全て痛みとして感じることになります。

 

ですから冷たい水も、甘い食べ物も、歯ブラシの毛先の接触も、全てあの嫌な「キ~ン」とした痛みとなります。

 

よくある原因としては、

 

不適切な歯磨き方法によるもので、歯の根元の象牙質が露出することがあります。要は、強すぎる歯磨きによって、多かれ少なかれ歯の表面が削れてしまうのです。

 

ご自身で歯ブラシの持ち方をチェックしてみてください。ペングリップ(鉛筆持ち)の方を推奨します。

 

 

また歯周病の治療の過程で、知覚過敏が生じることもあります。歯茎がさがったりしてしまうときです。

 

さらに歯の根元付近のエナメル質が溶けてしまうことでも、象牙質が露出して知覚過敏が起きることがあります。歯を漂白して白くするホワイトニング治療でも知覚過敏を生じることがあります。状況によって、注意が必要です。

 

知覚過敏が酷くなった場合の治療法としては・・・・・

 

象牙質の露出している部分で、神経にまで刺激が伝わらないようにして改善できます。

 

 先ほどお話した象牙質にある細い管(象牙細管)を封鎖するのが基本的な治療法です。それには管の中を封鎖する方法と、管の入り口を覆う方法とがあります。

 

管の中を封鎖するには、フッ化物などを表面から塗布して管の中に結晶を形成して封鎖することができます。同じような作用を持つ歯磨き材を使用することで、症状が改善されることもあります。

 

表面を覆うには、歯に接着しやすい材料を使って表面に膜を形成して、管の入り口付近を封鎖します。表面に凹みがあるような場合には、凹みを埋めるようにして敏感な部分を覆います。

 

このほか過敏になっている神経に作用して痛みを感じにくくするという歯磨き材もあります。

 

しかし、確実に知覚過敏症を改善するという方法はありません。いくつかの方法を組み合わせて症状を改善してゆくことことになります。

 

こうした処置を行っても効果がなく、ひどく痛い、しみたあとしばらく痛みが残る、というような場合には、単なる知覚過敏ではなく、歯の神経に炎症がみられることもあり、最悪の場合、神経を除去するという治療が必要になることもあります。

 

最悪な状況になる前に可能な限り予防しなければなりません。

 

 ご自身でできる予防法は、虫歯や歯周病の予防と同じです。

 

適切な歯磨き方法!! 

 

これに尽きます!

 

 

歯の根元の歯垢(プラーク)を正しく除去すれば、歯周病により歯茎が下がって歯の根っこが露出することもありません。

 

知覚過敏がありしみるからといって歯ブラシをあてなくなると、歯垢がつきやすくなります。そうすると歯垢中の細菌が作る酸のせいで歯が溶けて、知覚過敏がひどくなるということもあります。どんなときでも歯垢が歯に付着していることはよいことではありません。

 

さらに注意しなくてはならないことは・・・・・・

自分で勝手に「知覚過敏」と決め付けてしまうと、あとになって困ることもあります。歯がしみたりするのは、知覚過敏のときだけではないからです。自分では見えなくても、歯と歯の間や、つめてある材料の下でむし歯が神経の近くまで進行していることもあります。

 

また、歯に目に見えない程度のヒビ(亀裂)が入っているようなときにも、知覚過敏と同じような症状となります。

 

それぞれに適切な処置が必要になりますから、早めに歯科医院を受診して、きちんと調べてもらって適切な対応をとるべきでしょう。定期検診も大切です。

 

村田歯科医院  院長

 カテゴリ:川崎院からのお知らせ, 川崎駅前, 歯の痛み, 歯医者, 知覚過敏

歯が痛い

 

「歯が痛み」   どなたでも嫌ですよね 。

 

歯の痛みの原因は虫歯だけではなく、様々なものが考えられます。中には、歯だけではなく全身的な異常が原因となっているなんてことも・・・

そこで基本的なことですが、 「歯の痛み」についてです。

 

 

正確に言えば「口の中の痛み」についてです。

一口に痛みと言ってもいろいろな感じ方がありますよね。そこで、痛み別に考えられる症状を分けて見ようと思います。

 

■「ツーン!」とした鋭くしみる痛み 

⇒「 知覚過敏 」の可能性があります。

虫歯が見当たらないのに冷たいものがしみたり、歯ブラシが当たるとピリッと痛かったりする場合には、特に歯磨きや歯周病で歯茎が下がったり、歯が削れたりすると知覚過敏になってしまうことがあります。他にも、歯科治療後に一時的な知覚過敏になってしまうこともよくあります。

知覚過敏が疑われる場合には、まずは1週間程度、知覚過敏用の歯磨き粉を使って歯磨きをしっかりと行い、それでも痛みがなくならない場合はすみやかに歯科医院に行きましょう。

歯の磨き方が悪く、どんどん進行して、最悪の場合、歯の中の神経を取らないと痛みが取れないなんて場合もあります。

 

■「ツーン!」としたしみる痛みで、鈍い痛みから鋭くしみる痛みまで

⇒ 「 虫 歯 」の可能性があります。

虫歯が原因で、歯痛になっていることもよくあります。この場合、自分では虫歯が見当たらないので知覚過敏かな?と思っていても、実は歯と歯の間などの隠れた場所に虫歯があったりすることもあります。

虫歯は放っておくとどんどん進行してしまい、自然に治ることは絶対にありませんので、虫歯が疑われる場合にはなるべく早く歯科医院へ行って検査をしてもらいましょう!

 

■噛んだりした時の「ズン!」や 何もしないでも「ズキズキ!」とした鈍い痛みが続く場合

⇒「根っこの病気(歯髄炎、根尖病巣や歯槽膿瘍など) 」可能性があります。

歯の神経である歯髄に細菌感染が起こったり(歯髄炎)、歯の根っこの中の細菌が繁殖して根っこの先端に膿瘍を作ったりする(歯槽膿瘍)ことによって、歯痛になることもあります。この場合には、かなり強い痛みが出てくることもあります。

治療は多くの場合、抜髄(歯の神経を抜くこと)や根管治療という歯の根っこの治療が必要になります。

 

■「ズン!」「ズキズキ!」「ツーン!」など様々な痛み!時には、激痛があったり、出血やウミが出ている場合

⇒「歯が割れている」可能性があります。

噛み合わせに問題があったり、以前に歯科治療をしていて歯が脆くなっているような場合は、歯が割れてしまって痛みが出てくることもあります。

これは歯科医院で検査をしても根っこの病気と区別が付かないこともあり、何ヶ月も根っこの治療をしているのに治らないなぁ~と思っていたら実は歯が割れていた・・・ということもたまにあります。

割れてしまった歯は、残念ですが、ほとんどの場合抜歯になります。

 

■ 口を開け閉めするとき、「カクカク」や「ザラザラ」音がして痛い・口をあけようとすると痛くて開かない・頬やこめかみが「ズキズキ!」痛い場合

⇒ 噛み合わせに問題がある可能性や寝ているときに「歯ぎしり」または「くいしばり」をしている可能性があります。

歯並びが悪い場合や虫歯を長い間放置して、きちんとした歯科治療を受けていなかったりすると、噛み合わせが変わって、噛み合わせが強く当たるところに痛みが出てくることがあります。

この場合には噛み合わせを調整することで痛みはなくなりますが、放っておくとその部分が歯周病になりやすくなったりもしますので、注意が必要です。

また、「歯ぎしり」や「くいしばり」が原因となっている場合もあり、その場合には、「スプリント」や「ナイトガード」というマウスピース型の治療器具を夜寝る時に使用してもらいます。

「歯ぎしり」や「くいしばり」ひどい場合は、放置しておくと歯が割れたり欠けてしまうことがありますから、こちらも要注意が必要です。

 

■ その他の痛み(関連痛)

⇒ 「全身的な異常」がある可能性があります。

 歯そのものにはまったく異常がなくても、内臓が悪かったり、腫瘍などが出来て神経を圧迫したりすることによって歯が痛くなることがあります。

このように、痛みが出ている場所が直接の痛みの原因となっておらず、他の箇所の負担からきて痛みが発生している場合を関連痛(または、連関痛)と言います。

また、精神的なストレスや神経系異常が歯の痛みの原因となっている場合や、頭痛が歯の痛みの原因になっている場合もあります。

このような場合には歯の治療だけではなく、外科的治療、内科的治療または、精神科的治療などが他科での治療も必要になってくることがあります

一口に「歯の痛み」といっても、軽いものから重篤な病気に関係しているものまであります。

 

どうですか?皆さん・・・・

痛いところがあったら、ちょっと気にしてみてください。

 

村田歯科医院

 カテゴリ:川崎院からのお知らせ, 歯が痛い, 歯の痛み