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カテゴリ: 歯磨き

歯磨きの時間 長いほうが良いの?

 

だいぶ、過ごし易くなりましたね、食べ物も美味しくなり、また、美味しくたべられるようになり、食欲の秋ですね。

 

食後は、虫歯や歯周病予防のためにも必ず、正しく歯を磨いて寝てください。

 

この「正しく」が大切です。

 

時々、患者さんからのご質問で・・・・・・

 

「歯磨きはだいたい何分くらい磨けば良いのでしょうか?」というご質問を受ける事があります。

 

そこで今回 「歯磨きは何分磨けばよいの?」 についてです。

 

 

「時間は長ければ長いほど良いの?」

「時間が短くでも丁寧であれば良いの?」

いやいや

「要領よく的を得た方法なら何分でかわらない!?」

 

 

虫歯や歯周病予防の第一歩は、正しい歯磨きからと言えます。毎日の正しい歯磨きはとても大切です。

 

昔・・・・・・・

 

「食後30分以内に3分間、1日3回の歯磨き」という言葉を聞いたことはありませんか?

 

日本人の平均的な歯磨きの時間は、1回に「20秒」というデータがありあす。

 

これではダメですね。できれば3分くらいの時間を取って、1本1本を弱い力で、歯ブラシの毛先を使い、軽く小刻みに振動させるように磨くのが良い方法です。

 

個人的に私は、歯ブラシの持ち方は「ペングリップ」で、2~3本指で支え、毛先を意識した磨き方を行っています。

 

「エっ!」と思うほど、プラプラなもち方です。

 

「ユルユル毛先磨き」 とでも言いましょうか?(笑)

 

← これでも十分落ちますよ。時間はだいたい2~3分くらいだと思います。

 

 

歯ブラシの動かし方は、上下左右色々な方向へ動かし、歯の向きや形に合わせて、縦磨きや横磨きを合わせて行ってください。 

電動歯ブラシ2

 

また、「電動歯ブラシ」「超音波(振動)歯ブラシ」などは、歯垢除去効果が高いとされており、最近ではお使いの方も多いのでは?これらを使用するときも正しい使い方がとても重要です。

電動歯ブラシ

毎食後の歯磨きが難しい場合でも(特に昼食時)、最低でも1日2回、特に朝や夕食後(就寝前)には必ず正しく丁寧に磨きましょう。

 

寝ている間は、唾液の分泌量が減るため歯磨きを怠ると虫歯や歯周病のリスクがかなり高くなります。

 

何度も言いますが・・・・・

 

虫歯や歯周病予防の第一歩は、正しい歯磨きからと言えます。毎日の正しい歯磨きはとても大切です。

しまじろう

結論をいうと・・・・・・・・・・・・・・・

 

あまり、歯磨きの時間にはこだわる事はないと思います。正しい歯磨きが出来ていれば、歯垢は2~3分で確実に落とせるはずです。 

 

 

ダラダラと10分近くも歯ブラシをくわえているだけでもいけません。

 

 

毛先を意識した「ユルユル毛先磨き」 試してみてください。

 

 

村田歯科医院  スタッフ・院長

 カテゴリ:口腔ケア, 川崎院からのお知らせ, 歯ブラシ, 歯磨き

歯石のチェック 定期検診

 

★もうすぐ夏休みですね★     (00)/

 

お家もにぎやか!ご家族で旅行中や家でのんびりとしてる方々も多いのではないでしょうか?

 

暑い夏! 

 

そんな中、休みの日は、つい朝寝坊したり夜更かししたりして、

 

お口の中のケアも

「ダラダラ」してませんか?

 

いくらお休みでも、お口のケアは 「別のものです!」

 

そこで、今回は歯磨きを怠けるとこびりついてしまう。

 

「歯石」 についてです。

     (><;)/

 

歯および義歯などの表面に堆積(たいせき)する硬い物質のことを歯石いいます。歯石は、口の中の細菌の死骸や歯に付着した歯垢(プラーク)が、血液中のカルシウムや唾液(だえき)中の無機塩類の塊がこびりついた(石灰化)ものです。

 

磨き残しがある

最近により歯垢(プラーク)が形成

歯石

 

という構図が出来上がります。きちんとしたお口のケアや歯磨きが大切なんです。

 

歯石は、はじめは軟らかいですが、古くなってくると次第に無機質量が増し、石のように硬くなります。歯石は堆積する場所によって歯肉縁上歯石歯肉縁下歯石とに分けられます。

 

歯肉縁上歯石は、歯肉の辺縁(歯と歯ぐきの境目)より上部に堆積する、唾液由来の黄白色もしくは灰白色の歯石で、唾液腺の開口部(唾液が出る場所)に良くできます。

直接目で見ることができます。

 

特に舌下腺という唾液の開口部がすぐ近くに在る、下の前歯の裏側にでき易いです。鏡やライトを屈指して見てみてください。さらに最近では市販のデンタルミラー(歯科用の小さな鏡)も手軽に売っています。チェックしてみてください。

 

歯肉縁下歯石は、歯ぐきの炎症(歯周炎)によって、歯肉が歯の表面から剥離(はくり)したために出来てしまう深い溝(歯周ポケット)の中にでき、歯の根っこ(歯根)表面に堆積し、ポケット内の感染した歯周組織[からの浸出液、炎症、出血による血液由来の暗褐色の歯石です。

 

特に好発部位はなくあらゆる所にできます。

 

形成速度は歯肉縁上歯石に比べるとゆっくりですが、密度が高く、歯肉縁上歯石より硬く、また強固に付着しているため除去は可能ですが、きちんとした方法でないと除去することが困難です。

 

歯肉縁下歯石は基本的にはなかなか目で見ることはできないですが、中には注意深く口の中をケアしてる方は、見つけて!黒くこびりついているため、

 

「虫歯ではないのか?」

 

と心配される方がいらっしゃいます。実は縁下歯石だったなんてこともあります。

 

以上のように歯石は、石のように硬くこびりついている為、歯磨きなどでは簡単に取れるものではありません。

 

歯科医院にいって、スケーラーと呼ばれる専用の器具を使用し、歯科医か歯科衛生士にとってもらうしか落とす方法はありません。

 

また、歯石をとっても時間が経てば、また、歯石はついてきてしまいます。歯石の付きやすさは、歯磨きの仕方・頻度、唾液の性質や歯並びによって、人ぞれぞれ違います。

 

歯石自体には病原性はないとされるが、新たな歯垢(プラーク)が付着しやすくなるため、歯周病気の原因とされ、歯石の除去は歯周治療においてとても重要です。

 

歯周病予防のためにも歯石は定期的に歯科医院で除去してもらいましょう。

 みなさん!

 

お休みでも歯磨きはナマケズ!

見えるところで構わないので、歯石もチェックしてみてください!

 

 

 村田歯科医院 スタッフ一同

 カテゴリ:定期検診, 川崎院からのお知らせ, 歯石, 歯磨き

赤ちゃんの歯磨き いつ頃から?

 

 

「 赤ちゃんは 歯磨きいつ頃からがいいですか? 」

患者さんからの質問です。

 

 (以前、横浜医院のブログでも似たような記事を掲載しましたが、川崎の患者さんの中にもこのような質問が多々あるので、こちらでも掲載いたしました。)

 

 単刀直入に・・・・・・

 

赤ちゃん歯磨きは1本でも生えてきたら始めた方が良いと思います。

 

赤ちゃんの歯が生えてくるのは、だいたい生後5~7カ月(約6ヶ月)ごろからです。

 

口の中がムズムズしてきた様子が見られたら、そろそろ生えはじめるサインなのです。そのムズムズが始まると、すぐに物をお口に運び・・・・

 

「カミカミ!」赤ちゃん

「指をシャブシャブ」赤ちゃん

 

 

個人差はあれど、お口のなかをイジリ始めます。

 

はじめに下の前歯が2本、それから上の前歯が2本と生えはじめるのが通常です。

 

やっぱり、良くお口の中をイジッタリ、カミカミしますね。 

 

そんな初期でも、虫歯を防ぐには、やはり歯磨きです。

 

赤ちゃん用の歯磨きをしてあげましょう。

 

歯が生え始める生後6カ月ごろは、ちょうど何でも口に入れたがる時期でもありますので、このころに便乗して、歯ブラシに慣れさせておくと、後になって苦労が少ないかもしれません。

 

普通の子供用の歯ブラシを口の中に入れたり、歯ブラシで歯ぐきをなでたり、あるいは手に持たせるなどして慣れさせてあげてもいいです。

 

ただ、ブラシの毛先が嫌で!または、くすぐったくって!嫌がる赤ちゃんもいます。また、一般的な歯ブラシは、赤ちゃんに持たせるには危なすぎます。転んだら大変です(><;)。まー、皆さん、赤ちゃんが立ったまま持たせることはしないと思いますが・・・・・

 

★歯磨きデビュー★の時は、

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赤ちゃん歯ブラシ「ぷうぴぃ」なんてのもあります。勿論、はじめはただ噛んでいるです。

 

でも、カミカミしてるうちの慣れてきて、その後の歯ブラシもやり易くなるのではないでしょうか?

 

次のアイテム(方法)としては・・・・・・

 

ガーゼ や ペーパーです。

 ガーゼ

歯の数が少ないうちは、市販のガーゼや市販のお手入れペーパー・ティッシュなどを使って、歯の汚れを優しくふき取るようにしてあげて下さい。

 

上下8本ぐらい歯が生えたら、できるだけ歯ブラシで、赤ちゃん歯磨をしましょう。ただ、「ぷうぴぃ」はあくまで、ブラシの感覚になれるためで、あまり、清掃効果は期待できないかもしれませんね。

 

1才を過ぎたら赤ちゃん歯磨きの習慣づけに、歯ブラシを子どもに持たせて自分でみがかせたりします。

 

このとき、くれぐれも転んだりして喉に刺さらないように、歯ブラシガードの使用や持たせる時は座らせてくださいね。

 

もちろんまだ、自分ではみがけないので、歯が生えそろうまでは、ママがひざに寝かせてみがいてあげるようにします。

 

イヤがるときはマネごとでもいいので、ともかくも習慣づけする事が赤ちゃん歯磨きには大切なのです。

 

さらに補助的なものも応用するのも良いかもしれません。

 

レゴビーノ」です。  フッ素剤です・・・・

 

ネットで見ると良い事悪い事色々と、賛否両論あるみたいですが、あくまで、補助剤みたいなものですし、適切な使い方なら私は良いとおもいます。

 

 

適量です。

 

どんな時、どんな年代でも「食べたらみがく」が基本ですが、赤ちゃん歯磨きは食べ物の残りかすを取るのも大変です。

 

どうしても、食後できない場合もありますよね。

 

そんなときは、食後にこだわらず、特に大事なのは、オヤスミ前 zzzzz

 

特に寝ている間は唾液の量が減って、虫歯になりやすいので、できたら夜寝る前やお昼寝の前など、1日1回はてていねいに磨いててあげましょう。

 
そして、赤ちゃん歯磨きを無理やり行うことは良くないです。 

 

これ大事です!!

 

楽しい 雰囲気で磨いてあげましょう。歌でも歌いながら♪でもよいです。

 

そのお子さんの好きな・興味を持つものや遊び感覚で楽しめる方法を、お母さんが工夫してあげて下さい。

 

ぬいぐるみやお人形さんに歯磨きしてみせたり・・・・

歯磨きできたらご本を読んであげたり、歯磨きの本なんてのもあります。

赤ちゃんの好きな色や形を使ってあげたり・・・・

子どもの歯ブラシや歯磨きグッズは、お店で買うとき子ども自身に選ばせてあげる・・・・・

などなど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

色々親子で楽しみながら赤ちゃん歯磨きの習慣づけを!

 

 

これが一番です。

 

歯磨きをいやがる原因は、「歯磨きが痛い」「歯磨きが気持ち悪い」と感じるからです。

 

親御さんも赤ちゃん用歯磨きをマスターしてください!

 

歯をみがくときは、ブラシ部分が歯に当たっているかどうか、注意深く確認をしながらみがいてあげてください。

 

無理やり続けていると、歯みがきが大嫌いなってしまいます

 

なるべく機嫌のいい時間帯に、楽しい雰囲気で行うようにしてあげましょう。

 

レゴビーノ

赤ちゃん 歯磨き がんばってくださいね!

 

村田歯科医院 スタッフ

 カテゴリ:リング歯ブラシ, 川崎院からのお知らせ, 歯磨き, 赤ちゃん

口内炎について

 

晩秋!食欲の秋もだいぶ終盤ですね。

 

そろそろ、美味しい冬の味覚の時期がはじまります。(食べるものばかりでスイマセン・・・・・汗)

(><;)

 

季節の美味しいもの!旬のもの!

 

美味しく食べたいものです!!

 

そこで、今回、体調不良やビタミン不足になるとなりやすいお口の中の病気!

 

「口内炎」についてです。       

 

しみますよね(><;)イタッタ・・・・

 

口内炎に悩まされた経験はどなたにもあると思います。食事中、粘膜や唇を噛んでしまったり、体調不良やビタミン不足、または、ストレスなども口内炎の原因のひとつです。

 

その他、ウィルスが原因のヘルペス性口内炎や真菌(カビ)が原因のカンジダ性口内炎や特定の食べ物に対し発症するアレルギー性のものもあります。

 

ここでちょっと話題にしたいのが、ちょっと聞きなれないかもしれませんが、カタル性口内炎とよばれるものがあります。

 

これは、虫歯や歯周病などで口の中の衛生状態がよくない時、また、入れ歯、矯正器具や詰め物などが、口の粘膜に何らかの刺激を与えたときによく出来るとされています(もちろん、体質にもよりますが・・・・)

 

治療法としては、抗生物質の入った口腔内用軟膏(ケナログなど)を塗布、うがい薬やぬるま湯などでうがいをして、口の中を清潔に保つようにします。もちろん、お薬を塗る前の歯磨きは行ってください。

 

ほとんどの場合は、1~2週間ほどで改善していきますが、入れ歯や矯正器具の不具合による場合は、医院を受診し不具合箇所を治してもらいます。

 

虫歯や歯周病が原因の場合も、お口の中にトラブルが発生している証拠です。この場合も受診して、必要に応じ歯科治療を受けてください。この場合は、ご自身がお口のケアを怠った結果、出来てしまった口内炎です。

 

やはり!しっかりしたお口のケアが口内炎予防になります。

 

歯ブラシに関しても、歯ブラシで口の中を傷つけないよう、歯ブラシの大きさや方法も適切に行わなければなりません。

 

ただし、どうしても繰り返し口内炎を発症してしまったり、症状が長引く場合は、自己判断せずに必ず歯科医院を受診してください。大きな病気の症状のひとつである場合もあります。

 

 

 

冬の味覚!!

☆美味しいものも美味しく食べられるよう口の中の病気も予防してくださいね☆

 

 

村田歯科医院 院長

 カテゴリ:口内炎, 川崎院からのお知らせ, 川崎駅前, 歯磨き, 歯科医院

歯ブラシ 歯磨き粉 選び方

 

そろそろ、外気も寒くなり晩秋→冬の気配です。

インフルエンザ、風邪やマイコプラズマ肺炎などに要注意が必要な季節の到来でもあります。

 

そんな感染症を予防するにはうがいや手洗いは欠かせません。さらに、きちんとした口腔清掃はウイルス感染予防に効果があると言われています。

 

そう、お口の中の虫歯や歯周病を予防だけでなく、お口の外の感染症予防にも歯磨きは大切なんです。

 

そんな歯ブラシ(歯磨き粉)についてです。

日常の診療で患者さんからよく「どんな歯ブラシがいいのですか?」とか、「どの歯磨き粉を使うのがいいの?」という質問を受けます。

 

「これを使っていれば大丈夫ですよ!はありません」 

 

が答えです。

 

お口の中は、人によって千差万別、歯並びはもちろん口の大きさ、歯の大きさ、形、そして歯ブラシを持つ手の力などみな違います。

ですから、合う歯ブラシも人によって違ってきます。多種多様なものの中で自分で使い易く、きちんと汚れが落とせるものを見つけてください。そのためのアドバイスは致します。

 

また、歯磨き粉(ペースト)  時々歯周病用の歯磨き粉を使っていますという方がいます。できれば日常使用はやめてください。これはほとんどが、歯肉の出血や腫れなどの症状を抑えてくれる成分が含まれています。

 

歯周病はもともとあまり症状のでない病気です。この歯磨き粉を使うことでさらに、歯周病になっていることをわかりにくくしてしまい治療を遅らせてしまう可能性があるのと、また歯周病が治癒するわけではありません

 

出血や腫れがあるならば、すぐに受診してください。その他の歯磨き粉はどれをお使いになっても好みの物で良いと思います。しいてお勧めするならキシリトールの含まれているものでしょうか。

 

まずはそんな日常の歯磨きについての問いかけのためだけでも結構です。受診してみてください。皆さんのご自分の歯を長く使っていただきたいのです。

毎日の手入れが大事です・・・(^^)/

 

風邪やインフルエンザにも気をつけてくださいね。 

 

村田歯科医院  スタッフ

 カテゴリ:川崎院からのお知らせ, 川崎駅前, 歯磨き, 歯磨き粉

赤ちゃんの歯磨き いつから?

 

最近、子育てに奮闘しながら、治療を受けている患者さんがよくいらっしゃいます。

 

治療中はお母さんのお腹の上にチョコン!お座りしています。

そんな時、治療中相談されるのが、赤ちゃんの歯みがきについて質問です。

 

そこで、今回は「赤ちゃんの歯みがき」についてです。

 

皆さん、乳歯はいつ頃から生えるかご存じですか?

 

生後6ヶ月頃に下の前歯から生えることが多いですが、1歳のお誕生を迎えてもまだ生えていないこともあります。乳歯が生える時期はお子さんによってかなり個人差があるものです。

 

歯が生えるのが遅いことは悪いことではありません。逆にあまりにも早く生えすぎた場合には授乳の時にお母さんに噛み傷つをけたり、赤ちゃん自身の舌に潰瘍を作ることもあります。
また、下の前歯が生えてきたからといって寝かしつけの授乳をやめる必要はありません。ただし、就寝時の授乳は統計的にも、むし歯ができるリスクが高くなりますので、そろそろ歯のケアが必要になってきます。
 上の前歯が生え初めたころから、ガーゼで上唇と上の歯の間に貯まったミルクをやさしく、ふき取って下さい。お口の中をさわることは歯みがきをする為の練習にもなります。

 

では歯ブラシはいつから始めたらいいのでしょうか?

 

歯みがきをいつから始めるかは、歯の生え方で決めて下さい。たとえば、上の前歯がぴったりとくっついているお子さんはそれだけでむし歯を作りやすいですので、早めに歯みがきを始めます。上の前歯に隙間が空いていても、奥歯が生え始める頃から歯みがきを始めるようにしましょう。

 

やさしく話かけてながら歯みがきしてあげてください。

おとなしくできたら、すご~く、いっぱいほめてあげてください。

ほめてあげること!

 

これは、すごーく大事です。言葉を理解して、自分の思ったとおりに手を動かせるのはだいぶ先になります。お子さんが歯みがきに親しみをもってもらうだけでも良いと思います。さらにほめてもらえると楽しくなりますよね。

 

歯みがきが嫌いになり、嫌な歯みがきをされると思えば、お母さんが「あ~ん」と言ってもなかなか口をあけてくれません。

 

逆に歯みがきが好きになり、楽しいと思えば、いとも簡単に口をあけてくれます。

 

歌を歌いながら、甘い歯磨き粉(ジェル)をつけて歯磨きを刷り込んでみるのもいいかと思います。

 

ただし、ど~うしてもうまくいかないということであれば、泣いても多少なりとも無理やり磨くことも必要な場合があります。まだ自分ですべてができる年齢でもないので、親が最初から仕上げ磨きしてしまいます。

 

可愛そうにも思えますが、虫歯にしてしまうよりはましです。嫌がるのも最初のうちで、子どもも慣れて仕上げ磨きを受け入れます。

 

実は、親戚にも1歳の男の子がいます。やっと上下の前歯が生えてきました。

職業柄・・・・・・ はえてきた歯を見ようとしてしまいます。

 

ダメもとで、「あが~~~ん」って言ってしまいます。勿論、まだあけてくれません。むしろ、「あが~~~ん」ってやった顔がオカシイのか?

 

ゲラゲラ、大口あけて笑い始めます。

 

すると一瞬ですが「歯が見えます」・・・・・・・一瞬ですが観察OKです。

 

さらに歯がはえてくる影響で、歯ぐきがムズムズしているようですので、色々なものを噛みたがります。そこで歯みがき練習もかねて、リング歯ブラシというものがあります。

 

クチャクチャとお口にくわえて、遊ばせているように使います。いまはその程度で平気だと思います。

いつか自分でやるときがくると思っているので、1歳ちょっとを過ぎるまでは、あまり神経質にならず、何事も楽しくできる、ということが大事かと思います。

 

「歯磨きは気持いい!楽しい!」

 

って、思ってくれるキッカケになればと思っています。

 

村田歯科医院

 カテゴリ:リング歯ブラシ, 川崎院からのお知らせ, 歯磨き, 赤ちゃん